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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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展示会の2日目は、やはり出展されている絵付け友のN子さん(tukiyuriさん)と寄り道。
朝1番で日本橋三越の英国展に行って来ました。
気にはなっていたけど遠く感じる場所なので、相棒が居るのは心強い。
四半世紀前にはなりますが新宿伊勢丹の英国展で、パイン材のダイニングテーブル&椅子やライティング・ビューロー等を大人買いした経験あり。
元はシンプル好みな人だったのですが、何故かその時はゴッチリした安定感に惹かれたのでした。
装飾がちょっとシツコイかな?と思う時もありましたが、絵付けを始めた辺りから、そのシツコサも好ましく思えて来た。
豪華な金彩飾り等を目にしていると、ちょっとずつ何かに侵食されて来て(笑)好みも変わります。
そしてゴッチリしているので、どの家具も未だ元気です。
売場ではアンティークの食器や、アクセサリーをを眺めるのも楽しみですが。
絵付け友と私の1番のお目当ては、カトラリー等のテーブル周りの物。
百貨店やギャラリーでの展示の際に、気の効いた物があると雰囲気が良くなるのです。
「これ良いよねぇ?」と相談しながらの物色は楽しい。
私はシルバープレートの、大きなスプーンをGET!
このお皿は直径28センチはあるので、サービス用のかなり大きなゴージャスな物です。


 
葉山で自宅ショップをされている、ケィティー恩田さんのブースでした。
詳しい友は素敵な暮らしのファンなのだそうで、ご本人にお会いできて大喜び。
とてもステキなお方でした。
そして別ブースで「苺泥棒」の缶に惹かれて紅茶も。
コーヒー派なのですが、とても好きな色合いです。
早く飲み切って、缶を物入れにして使いたいー!
そして、絵付け友は可愛い子を新潟から連れて来てくれました。
6月の彼女の個展の際にお迎えしたミニチュア皿2点。
場の賑わいにと思って、ギャラリーに預けて行った物です。
随分昔にお迎えした物と併せて5点並びました。
今回はウクライナへの寄付コーナーにあった物なので、色味がウクライナです。
やっぱり小さくて可愛い物が好きみたい。
お気に入りの物が増えて行くのは楽しいですね。

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昨日はデザイナー友のAさんご夫婦にくっついて、皇居三の丸尚蔵館へ。
昨年末からの「皇室のみやび ー受け継ぐ美ー」の第4期です。



東京駅から皇居までの道は、ずっと外人さんだらけで。
コロナ前はこんなだっただろうか?
東京は観光都市なんだなぁと思う。



開館記念展の最後の回だけあって、展示はとても豪華でした。
伊藤若冲の動植綵画30幅のうち4幅が大人気。
鮮やかで大迫力です。





先週に引き続き、ここでも思いがけなく酒井抱一。
花鳥十二ヶ月図、12幅のうち4幅。
本当にセンスの良い方だと感じ入ります。



先日「光る君へ」で蔵人頭に昇進された藤原行成の書がありました。
ドラマでも書が美しいと言う事ですが、優しい綺麗な字です。
雲母のキラキラが入った唐紙の御本、今見ても美しかった。



こんなお宝の殆どが写真可というの、すごい事です。
以前より倍以上広いし、更に拡張工事は続いている尚蔵館。



もうひとつのお部屋も豪華でしたが、奥の衝立の向こうに大好きな並河靖之が!
高さ50センチはある有線七宝の七宝四季花鳥図花瓶でした。



小さい作品が多いお方なので、大きさに驚きました。
でも絵柄は、気が遠くなるほど緻密です。



近くでグルリと360度観る事ができたのは贅沢でした。
皇室のお宝、年代は平安から昭和までと様々で眼福!眼福!
新丸ビルでお昼を食べましたが、随分久しぶりなのでテナントも入れ替わっていました。
ビルのすぐ裏、皇居側にも大きなビルが建設中でした。
先週は松濤美術館の「エミール・ガレ  奇想のガラス作家」にも行きました。
没後120年の記念で、紹介される事が少なかった国内の個人コレクター所蔵の物が中心の展示。



時代を追っての作品展示で、変遷がわかって面白かったです。
ジャポニズムに多大な影響を受けている時期の制作もあって、繊細でとても好きでした。
ベースが漆や陶磁器ならば、日本の物と言ってもおかしくない感じ。
ガレは植物学者でもあったそうで、植物の描写も好きな物がありました。
陶器に植物を絵付けしたプレートもあって、優雅でとってもステキ。
知っている気になってた傾向とは、また違った作品を観ることになったのは良かった。
図録もとっても良くて、眺めているとドキドキして来た。
食いつきかけたのですが、同行のデザイナー友Aさんにたしなめられる。
そうよね、本棚はギューギューで大変な事になっているし、陶磁器じゃ無いもんねと一旦納得したのですが。
後になって、やっぱり欲しかったかな?なんて思っています。



ロビーにあった撮影可、ガレの陶磁器作品。
体に小花の絵付けがしてあるニャンコちゃんです。
ここの美術館は小さいので、絵画よりはこういった物の展示が多くて好きなのですが。
建物もシックで、中心に明かり取りの楕円状の空間があるのも面白い。





今日は久々に1日家に居ましたが、明日はイベント委員の仕事で現地調査。
先週も丸1日これに使ったのですが、思うと見るとでは違う事も多く。
日頃は思い付きで行動している人なので、なかなか大変に感じています。
世のコーディネーターさんは偉い!です。

「なごやことりびより」の翌日は、絵付けの聖地巡礼を楽しみにしていました。
まずはマストの名古屋モーニングをしてから、10時の開館に合わせて「ノリタケの森」へ。
以前はノリタケの敷地だった場所にマンションが建ったり、AEONモールが出来ていたり‥少々手狭にはなっていましたが、施設は変わっていませんでした。



ミュージアムとショップを見学して、予め教えて頂いていたバスに乗り三田村商店さんへ。
絵付け用の画材を大きく取り扱っている会社で、此処さえあれば心配なし!
商店の歴史を感じさせる建物でした、向こうの建物にも続いています。



お昼休みの時間に着いてしまったので、近くのお店で「あんかけパスタ」を初体験。
盛りが良くてビックリしましたが、ペロリでした。(笑)
たいしたお客じゃないのに三田村さんでは歓待して下さり、画材等々のお話がはずんで。
2時間余りもお邪魔してしまう。
雨の中を次の目的地、近くの名古屋陶磁器会館まで案内して頂きました。
海外への輸出が盛んだった明治時代には、この辺りに陶磁器業者が集中していたそうです。
此処は商工組合の事務所として、昭和の初めに建てられました。



中もとってもレトロで、展示してある精巧な絵付けの小さなブローチ等は垂涎もの。
絵付け教室も開かれるそうです。
玄関ホールの床には伊奈製陶(現在のINAX)のタイルが敷き詰めてあります。



荷物を預かって下さってたので三田村さんに戻ると、今度は車で横山美術館まで送って下さいました。ありがたや〜!
ノリタケで求めた左2冊の御本が、厚くて重かったのです。
それでも見ると、ついつい買ってしまう〜。



上段の中央は陶磁器会館で、後の3冊は横山美術館で求めました。
以前に他の図録の通販をお願いした際に丁寧な対応をして頂き、横山美術館は私の中でポイント高いのですが。
陶磁器専門の美術館を実際に訪れて、やっぱりポイントはメチャ高いです。



企画展は立体造形の隅田焼きでした。



他のフロアーには明治〜大正に輸出された物が里帰り展示されています。
全て写真可という太っ腹!



オールドノリタケも豪華に展示されていました。



絵付けする人にとっては天国、鳥モチーフも沢山です。



帰りの地下鉄の駅の側にヤマザキマザック美術館があったので、閉館まで間が無かったですがチラ見。



企画展は杉浦非水、グラフィック・デザインの先駆者です。



常設展は18〜20世紀のフランス美術で、室内もフランスのお城のようでした。
アールヌーヴォーの家具調度もあって、こちらは写真可だったらしい。
後で知ったので残念でした。
地下鉄で覚王山に急ぎます。



周りは殆ど閉まっている中、以前に白磁を買ったお店に灯りが灯ってました!
時代の流れで店頭には色釉を使った器が増えていましたが、欲しかった物は本社から送ってくださるそうです。
目標達成して、名古屋駅の名店街で最後のひつまぶしの夕食。
ホテルで荷物を引き取ったら、8時近くの新幹線になってしまいました。
先週末は久々の美術鑑賞。
新しく建て替わったばかりの皇居三の丸尚蔵館で、4期に渡って皇室のお宝が展示されています。
コロナ以前ぶりの皇居、お堀には渡って来たカモさん達が居ました。



新しくなった尚蔵館、中は以前より広く2つの展示室があります。
隣接した場所にも建築物が出来るようなので、もっと大きくなるのかも。



時間を区切った予約制で、1期も行ったというデザイナー友のAさんが手続きしてくださいました。
今回の第2期は「近代皇室を彩る技と美」、大好きな明治の工芸品が贅沢に展示してあります。




初めて展示されたという並河靖之氏の花瓶も、ファンとしては嬉しい。
高さ10センチ余りの小さな物で、とても繊細な有線七宝です。
写真可の物も多くて太っ腹。



2つ目の部屋に入ると、奥の壁の絵が大迫力で目に飛び込んで来ました。
横山大観の「日出処日本」すごい存在感。
タイトルもかっこ良いですね。



ランチを挟んで池袋東武へ。
ギャラリーで小川和也氏の個展が開催中です。
「小鳥を描かれる」の認識でしたが、パンフ中程の切り株の大きな絵もステキでした。



苔がお好きなのだそうです。
生物が居ない絵ですが静寂な空気が伝わって来て、それもまた良し!
プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
P R
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