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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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先週末はKちゃんと都美術館に行った足で、東京都現代美術館に回りました。
此処に来るのは随分と久しぶり。



デイヴィッド・ホックニー展が開催中です。
若くして時代の寵児として注目を集めてから86歳の現在に至るまで、長く現代アートの最先端を走り続けているアーティストですが。
たぶん少し前の日曜美術館を見なければ、足を運ぶ事は無かったと思います。
コロナ禍のロックダウンの時、ネット上に水仙の絵と「春が来ることを忘れないで」の文章が載ったそうです。



その温かい絵とメッセージを見て心を揺さぶられ、行こうと思いました。
でも今から思えばコロナ禍は皆が同じ方向を見ていて、まだ幸せな時代だったのかもしれません。
今はあちこちで価値観が衝突して、暴力の連鎖が起こり、収拾がつかなくなってしまって恐ろしい。
分断と対立のこういう時こそ「春よ来い」と願います。



スゴイと思ったのは、新しい表現を見つけると躊躇なくスタイルを変化させていく柔軟さ。
2000年に入ってからはアナログとデジタルを融合したスタイルが、どんどん進化して行きます。
そして鮮やかでキレイな色使いに惹きつけられました。



大きな作品が多いですが(テレビ番組によると)「観る人が絵の中に入って来れるように」というのもテーマだったようで、視点の位置が独特です。



写真不可でしたが「ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外製作」という、大きな林の絵の中に入ってみたいと思って行きました。
本当に大きな絵で、沢山のカンバスを繋ぎ合わせているのですが。
部分部分を景色の場所に持ち出して製作したそうです。
最後の部屋は最新作の「ノルマンディーの12ヶ月」。
全長90メートルに渡って、優しい景色の季節が移り変わっていました。

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プロフィール
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リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
P R
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