「なごやことりびより」の翌日は、絵付けの聖地巡礼を楽しみにしていました。
まずはマストの名古屋モーニングをしてから、10時の開館に合わせて「ノリタケの森」へ。
以前はノリタケの敷地だった場所にマンションが建ったり、AEONモールが出来ていたり‥少々手狭にはなっていましたが、施設は変わっていませんでした。

ミュージアムとショップを見学して、予め教えて頂いていたバスに乗り三田村商店さんへ。
絵付け用の画材を大きく取り扱っている会社で、此処さえあれば心配なし!
商店の歴史を感じさせる建物でした、向こうの建物にも続いています。

お昼休みの時間に着いてしまったので、近くのお店で「あんかけパスタ」を初体験。
盛りが良くてビックリしましたが、ペロリでした。(笑)
たいしたお客じゃないのに三田村さんでは歓待して下さり、画材等々のお話がはずんで。
2時間余りもお邪魔してしまう。
雨の中を次の目的地、近くの名古屋陶磁器会館まで案内して頂きました。
海外への輸出が盛んだった明治時代には、この辺りに陶磁器業者が集中していたそうです。
此処は商工組合の事務所として、昭和の初めに建てられました。

中もとってもレトロで、展示してある精巧な絵付けの小さなブローチ等は垂涎もの。
絵付け教室も開かれるそうです。
玄関ホールの床には伊奈製陶(現在のINAX)のタイルが敷き詰めてあります。

荷物を預かって下さってたので三田村さんに戻ると、今度は車で横山美術館まで送って下さいました。ありがたや〜!
ノリタケで求めた左2冊の御本が、厚くて重かったのです。
それでも見ると、ついつい買ってしまう〜。

上段の中央は陶磁器会館で、後の3冊は横山美術館で求めました。
以前に他の図録の通販をお願いした際に丁寧な対応をして頂き、横山美術館は私の中でポイント高いのですが。
陶磁器専門の美術館を実際に訪れて、やっぱりポイントはメチャ高いです。

企画展は立体造形の隅田焼きでした。

他のフロアーには明治〜大正に輸出された物が里帰り展示されています。
全て写真可という太っ腹!

オールドノリタケも豪華に展示されていました。

絵付けする人にとっては天国、鳥モチーフも沢山です。

帰りの地下鉄の駅の側にヤマザキマザック美術館があったので、閉館まで間が無かったですがチラ見。

企画展は杉浦非水、グラフィック・デザインの先駆者です。

常設展は18〜20世紀のフランス美術で、室内もフランスのお城のようでした。
アールヌーヴォーの家具調度もあって、こちらは写真可だったらしい。
後で知ったので残念でした。
地下鉄で覚王山に急ぎます。

周りは殆ど閉まっている中、以前に白磁を買ったお店に灯りが灯ってました!
時代の流れで店頭には色釉を使った器が増えていましたが、欲しかった物は本社から送ってくださるそうです。
目標達成して、名古屋駅の名店街で最後のひつまぶしの夕食。
ホテルで荷物を引き取ったら、8時近くの新幹線になってしまいました。
まずはマストの名古屋モーニングをしてから、10時の開館に合わせて「ノリタケの森」へ。
以前はノリタケの敷地だった場所にマンションが建ったり、AEONモールが出来ていたり‥少々手狭にはなっていましたが、施設は変わっていませんでした。
ミュージアムとショップを見学して、予め教えて頂いていたバスに乗り三田村商店さんへ。
絵付け用の画材を大きく取り扱っている会社で、此処さえあれば心配なし!
商店の歴史を感じさせる建物でした、向こうの建物にも続いています。
お昼休みの時間に着いてしまったので、近くのお店で「あんかけパスタ」を初体験。
盛りが良くてビックリしましたが、ペロリでした。(笑)
たいしたお客じゃないのに三田村さんでは歓待して下さり、画材等々のお話がはずんで。
2時間余りもお邪魔してしまう。
雨の中を次の目的地、近くの名古屋陶磁器会館まで案内して頂きました。
海外への輸出が盛んだった明治時代には、この辺りに陶磁器業者が集中していたそうです。
此処は商工組合の事務所として、昭和の初めに建てられました。
中もとってもレトロで、展示してある精巧な絵付けの小さなブローチ等は垂涎もの。
絵付け教室も開かれるそうです。
玄関ホールの床には伊奈製陶(現在のINAX)のタイルが敷き詰めてあります。
荷物を預かって下さってたので三田村さんに戻ると、今度は車で横山美術館まで送って下さいました。ありがたや〜!
ノリタケで求めた左2冊の御本が、厚くて重かったのです。
それでも見ると、ついつい買ってしまう〜。
上段の中央は陶磁器会館で、後の3冊は横山美術館で求めました。
以前に他の図録の通販をお願いした際に丁寧な対応をして頂き、横山美術館は私の中でポイント高いのですが。
陶磁器専門の美術館を実際に訪れて、やっぱりポイントはメチャ高いです。
企画展は立体造形の隅田焼きでした。
他のフロアーには明治〜大正に輸出された物が里帰り展示されています。
全て写真可という太っ腹!
オールドノリタケも豪華に展示されていました。
絵付けする人にとっては天国、鳥モチーフも沢山です。
帰りの地下鉄の駅の側にヤマザキマザック美術館があったので、閉館まで間が無かったですがチラ見。
企画展は杉浦非水、グラフィック・デザインの先駆者です。
常設展は18〜20世紀のフランス美術で、室内もフランスのお城のようでした。
アールヌーヴォーの家具調度もあって、こちらは写真可だったらしい。
後で知ったので残念でした。
地下鉄で覚王山に急ぎます。
周りは殆ど閉まっている中、以前に白磁を買ったお店に灯りが灯ってました!
時代の流れで店頭には色釉を使った器が増えていましたが、欲しかった物は本社から送ってくださるそうです。
目標達成して、名古屋駅の名店街で最後のひつまぶしの夕食。
ホテルで荷物を引き取ったら、8時近くの新幹線になってしまいました。
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先週末は久々の美術鑑賞。
新しく建て替わったばかりの皇居三の丸尚蔵館で、4期に渡って皇室のお宝が展示されています。
コロナ以前ぶりの皇居、お堀には渡って来たカモさん達が居ました。

新しくなった尚蔵館、中は以前より広く2つの展示室があります。
隣接した場所にも建築物が出来るようなので、もっと大きくなるのかも。

時間を区切った予約制で、1期も行ったというデザイナー友のAさんが手続きしてくださいました。
今回の第2期は「近代皇室を彩る技と美」、大好きな明治の工芸品が贅沢に展示してあります。

初めて展示されたという並河靖之氏の花瓶も、ファンとしては嬉しい。
高さ10センチ余りの小さな物で、とても繊細な有線七宝です。
写真可の物も多くて太っ腹。

2つ目の部屋に入ると、奥の壁の絵が大迫力で目に飛び込んで来ました。
横山大観の「日出処日本」すごい存在感。
タイトルもかっこ良いですね。

ランチを挟んで池袋東武へ。
ギャラリーで小川和也氏の個展が開催中です。
「小鳥を描かれる」の認識でしたが、パンフ中程の切り株の大きな絵もステキでした。

苔がお好きなのだそうです。
生物が居ない絵ですが静寂な空気が伝わって来て、それもまた良し!
新しく建て替わったばかりの皇居三の丸尚蔵館で、4期に渡って皇室のお宝が展示されています。
コロナ以前ぶりの皇居、お堀には渡って来たカモさん達が居ました。
新しくなった尚蔵館、中は以前より広く2つの展示室があります。
隣接した場所にも建築物が出来るようなので、もっと大きくなるのかも。
時間を区切った予約制で、1期も行ったというデザイナー友のAさんが手続きしてくださいました。
今回の第2期は「近代皇室を彩る技と美」、大好きな明治の工芸品が贅沢に展示してあります。
初めて展示されたという並河靖之氏の花瓶も、ファンとしては嬉しい。
高さ10センチ余りの小さな物で、とても繊細な有線七宝です。
写真可の物も多くて太っ腹。
2つ目の部屋に入ると、奥の壁の絵が大迫力で目に飛び込んで来ました。
横山大観の「日出処日本」すごい存在感。
タイトルもかっこ良いですね。
ランチを挟んで池袋東武へ。
ギャラリーで小川和也氏の個展が開催中です。
「小鳥を描かれる」の認識でしたが、パンフ中程の切り株の大きな絵もステキでした。
苔がお好きなのだそうです。
生物が居ない絵ですが静寂な空気が伝わって来て、それもまた良し!
先週末はKちゃんと都美術館に行った足で、東京都現代美術館に回りました。
此処に来るのは随分と久しぶり。

デイヴィッド・ホックニー展が開催中です。
若くして時代の寵児として注目を集めてから86歳の現在に至るまで、長く現代アートの最先端を走り続けているアーティストですが。
たぶん少し前の日曜美術館を見なければ、足を運ぶ事は無かったと思います。
コロナ禍のロックダウンの時、ネット上に水仙の絵と「春が来ることを忘れないで」の文章が載ったそうです。

その温かい絵とメッセージを見て心を揺さぶられ、行こうと思いました。
でも今から思えばコロナ禍は皆が同じ方向を見ていて、まだ幸せな時代だったのかもしれません。
今はあちこちで価値観が衝突して、暴力の連鎖が起こり、収拾がつかなくなってしまって恐ろしい。
分断と対立のこういう時こそ「春よ来い」と願います。

スゴイと思ったのは、新しい表現を見つけると躊躇なくスタイルを変化させていく柔軟さ。
2000年に入ってからはアナログとデジタルを融合したスタイルが、どんどん進化して行きます。
そして鮮やかでキレイな色使いに惹きつけられました。

大きな作品が多いですが(テレビ番組によると)「観る人が絵の中に入って来れるように」というのもテーマだったようで、視点の位置が独特です。

写真不可でしたが「ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外製作」という、大きな林の絵の中に入ってみたいと思って行きました。
本当に大きな絵で、沢山のカンバスを繋ぎ合わせているのですが。
部分部分を景色の場所に持ち出して製作したそうです。
最後の部屋は最新作の「ノルマンディーの12ヶ月」。
全長90メートルに渡って、優しい景色の季節が移り変わっていました。
此処に来るのは随分と久しぶり。
デイヴィッド・ホックニー展が開催中です。
若くして時代の寵児として注目を集めてから86歳の現在に至るまで、長く現代アートの最先端を走り続けているアーティストですが。
たぶん少し前の日曜美術館を見なければ、足を運ぶ事は無かったと思います。
コロナ禍のロックダウンの時、ネット上に水仙の絵と「春が来ることを忘れないで」の文章が載ったそうです。
その温かい絵とメッセージを見て心を揺さぶられ、行こうと思いました。
でも今から思えばコロナ禍は皆が同じ方向を見ていて、まだ幸せな時代だったのかもしれません。
今はあちこちで価値観が衝突して、暴力の連鎖が起こり、収拾がつかなくなってしまって恐ろしい。
分断と対立のこういう時こそ「春よ来い」と願います。
スゴイと思ったのは、新しい表現を見つけると躊躇なくスタイルを変化させていく柔軟さ。
2000年に入ってからはアナログとデジタルを融合したスタイルが、どんどん進化して行きます。
そして鮮やかでキレイな色使いに惹きつけられました。
大きな作品が多いですが(テレビ番組によると)「観る人が絵の中に入って来れるように」というのもテーマだったようで、視点の位置が独特です。
写真不可でしたが「ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外製作」という、大きな林の絵の中に入ってみたいと思って行きました。
本当に大きな絵で、沢山のカンバスを繋ぎ合わせているのですが。
部分部分を景色の場所に持ち出して製作したそうです。
最後の部屋は最新作の「ノルマンディーの12ヶ月」。
全長90メートルに渡って、優しい景色の季節が移り変わっていました。
プロフィール
HN:
リトルガーデン
Webサイト:
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
1級陶磁器絵付け技能士
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