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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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髙島屋の「なごやことりびより」での買い物は「野鳥生活」さんの羽ボールペン。
本物の野鳥の羽が閉じ込めてあります。



売り場でお客様にオーダー頂く時には、書いて頂く書類もあるので。
ネタの為(笑)にもステキと思いました。
売り上げ代金の内、1本につき1,000円を自然保護の団体に寄付するという心意気にも惚れた!
色々あった中でスズメ、メジロ、ツグミの3本です。
よく自分のお茶碗を割る私は、ここしばらくお茶碗無しの暮らしをしていたので。
工藤ちえ奈さんの「ぺんぎん製陶所 ちくも」のワンポイントお茶碗も。



主宰のK氏が「お茶碗は売る程あるんじゃない?」と仰っていましたが。
ソレとコレとは別なのです。
定額以上のお買い物で小鳥カレンダーがオマケです。
表紙は人気イラストレーターの「ゆとり屋」さん、3月始まりというのが気が利いてます。



三田村商店さんでは平筆の種類も色々あるので、実際に見て好きそうなのを求めて来ました。
ちょっとお高いけど溶け込みが良いというペンダントもあって、まとめ買い。
一緒に出展していたシルバー作家さんが、フレームを作ってくださるかも?という話が持ち上がった後で。
微妙な個体差があるので、型取りの計測に磁器メタル10個必要と言われていたのです。
絵の具の色見本の写真を撮らせて下さったのも(印刷物では色味が違うので)ありがたかった。



最後のお店では、以前にスズメの大作を作った時の茶器セットの素材を。
少し前に百貨店への搬入の際、カップ2つにヒビが入ってしまったので作り直さねば。
この白磁は既に製造中止になっていて在庫限りだそうで、危なかった〜。
ちょっと余分に求めて来ました。
カタログで見たマカロンという器も、ついでに求めたのですが。
届いてみたら、けっこう大きかった!(汗)
ハンバーガーが6個ある感じです、どうしましょう?
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「なごやことりびより」の翌日は、絵付けの聖地巡礼を楽しみにしていました。
まずはマストの名古屋モーニングをしてから、10時の開館に合わせて「ノリタケの森」へ。
以前はノリタケの敷地だった場所にマンションが建ったり、AEONモールが出来ていたり‥少々手狭にはなっていましたが、施設は変わっていませんでした。



ミュージアムとショップを見学して、予め教えて頂いていたバスに乗り三田村商店さんへ。
絵付け用の画材を大きく取り扱っている会社で、此処さえあれば心配なし!
商店の歴史を感じさせる建物でした、向こうの建物にも続いています。



お昼休みの時間に着いてしまったので、近くのお店で「あんかけパスタ」を初体験。
盛りが良くてビックリしましたが、ペロリでした。(笑)
たいしたお客じゃないのに三田村さんでは歓待して下さり、画材等々のお話がはずんで。
2時間余りもお邪魔してしまう。
雨の中を次の目的地、近くの名古屋陶磁器会館まで案内して頂きました。
海外への輸出が盛んだった明治時代には、この辺りに陶磁器業者が集中していたそうです。
此処は商工組合の事務所として、昭和の初めに建てられました。



中もとってもレトロで、展示してある精巧な絵付けの小さなブローチ等は垂涎もの。
絵付け教室も開かれるそうです。
玄関ホールの床には伊奈製陶(現在のINAX)のタイルが敷き詰めてあります。



荷物を預かって下さってたので三田村さんに戻ると、今度は車で横山美術館まで送って下さいました。ありがたや〜!
ノリタケで求めた左2冊の御本が、厚くて重かったのです。
それでも見ると、ついつい買ってしまう〜。



上段の中央は陶磁器会館で、後の3冊は横山美術館で求めました。
以前に他の図録の通販をお願いした際に丁寧な対応をして頂き、横山美術館は私の中でポイント高いのですが。
陶磁器専門の美術館を実際に訪れて、やっぱりポイントはメチャ高いです。



企画展は立体造形の隅田焼きでした。



他のフロアーには明治〜大正に輸出された物が里帰り展示されています。
全て写真可という太っ腹!



オールドノリタケも豪華に展示されていました。



絵付けする人にとっては天国、鳥モチーフも沢山です。



帰りの地下鉄の駅の側にヤマザキマザック美術館があったので、閉館まで間が無かったですがチラ見。



企画展は杉浦非水、グラフィック・デザインの先駆者です。



常設展は18〜20世紀のフランス美術で、室内もフランスのお城のようでした。
アールヌーヴォーの家具調度もあって、こちらは写真可だったらしい。
後で知ったので残念でした。
地下鉄で覚王山に急ぎます。



周りは殆ど閉まっている中、以前に白磁を買ったお店に灯りが灯ってました!
時代の流れで店頭には色釉を使った器が増えていましたが、欲しかった物は本社から送ってくださるそうです。
目標達成して、名古屋駅の名店街で最後のひつまぶしの夕食。
ホテルで荷物を引き取ったら、8時近くの新幹線になってしまいました。
名古屋出展後のお楽しみも書いておきたいのですが、帰宅後1日挟んで北九州に帰省して来ました。
同行家族の都合もあって、1泊2日の弾丸ツアー。
昨日の夜遅い飛行機便で帰って来たところ。
今日はようやく10日ぶりくらいに食事を作ったような生活で、ずっと楽しかったけどサスガにちょっとお疲れです。
北九州空港に迎えに来てくれた妹が早速、下関の唐戸市場に連れて行ってくれました。
車を九州側に置いて遊覧船で5分、関門海峡を渡ります。
左端が唐戸市場、センターに見えるのは関門大橋。
ここで新鮮なお寿司を食べるのが、帰省した時のお約束なのです。
下関は河豚の産地で、フグの握りも絶品。



市場はお昼過ぎには閉まってしまうので、大急ぎでした。
東京のグニグニした口触りの蒲鉾は食べたいと思わないのですが、山口の焼抜蒲鉾は父の好物で。
瓶詰めの塩ウニやらと家に送りました。



向こう岸は九州、門司港の街です。
関門海峡は流れは速いですが、距離は近い。
唐戸市場の背後にある亀山神社から眺めます。
海と山が近い街です。



その後は近くの旧英国領事館にあるティールームでアフタヌーンティー。
明治後半、駐日英国大使アーネスト=サトウが設置した重要文化財です。



そしてまた船で門司港に戻ります。
甲板に出て居ると、波しぶきがかかる時もあってワイルド!
明治後半の門司港は石炭の中継貿易、そして大陸貿易の基地として賑わったそうで。
今は当時の建物が「門司港レトロ」として整備され、観光地となっています。
電車(向こうでは汽車と呼びます)の終点、門司港駅。





実際に使われていて、小倉の街から往復する際にも乗り降りしました。
美味しい物で満足した後は、ようやく両親の眠るお寺さんへ。
久しぶりにお参りできて安堵しました。
夜は門司港に帰って来て、元祖だというお店の支店で「瓦そば」を食す。
妹宅で何度かホットプレートで出してもらった事がありますが、本物は大きな屋根瓦の上で焼いたお蕎麦です。
東京では滅多に食べられない河豚のたたきも美味しかった。
食べてばかりでお腹いっぱい。



1度は泊まってみたかった写真左の、水辺のホテルに泊まりました。
背の高いビルは黒川紀章の設計で、最上階に若尾文子とお住まいになっていたそうです。
夜明けに部屋から見えた景色。
海峡側の部屋が人気のようですが、私にはこんもり丸い九州の山が懐かしい‥落ち着く景色です。



ホテル・モーニングの後は早朝散歩。
ホテル出てスグの景色がコレです、日本でないみたいですね。



入り江の周りにはステキな建築がいっぱい。
久しぶりに晴れた気がして、お天気にも恵まれました。



このトンガリ屋根は中華料理のお店のようです。



ホテルに地元の友人Mさんが訪ねてくださり、ひとときお喋りもできました。
午後からは歩いて数分の旧銀行を使った建物で、ハウス・ウェディング。
姪(妹の三女)の結婚式出席の為の帰省でした。
うちのムスメと同い年の長女は、ムスメと同じく独身です。(ホッ!)
バスで関門トンネルを通って下関のチャペルに渡り、人前結婚式。
帰りは関門大橋から景色を眺めて来ました。



披露宴会場もステキで、シャンデリアやステンドグラスが豪華。
お料理も繊細で、暖かく楽しいお式でした。



好きな銘柄の明太子や「茅乃舎のだし」(有名ですが福岡のお店です)まで持たしてもらって、美味しい&楽しいを満喫して。
その日の内に帰って来ました。
今回は九州うどんを食べる暇がなかったのですが、空港売店で冷凍の「資さんうどん」と「しろや」のサニーパンをGET。
最近大躍進してますが、これは懐かしい青春の味です。
6泊7日の名古屋から昨晩遅くに帰って来ました。
家の中が妙にスッキリしているのは何故?
私が帰った途端に、また雑然として来ました。(笑)
前乗りの搬入と、最後にお楽しみの1日に挟まれた5日間の出展でした。
名古屋駅にある髙島屋はとても立派、いつ来ても元気な名古屋の街です。



下の階のにあるブランドショップは眩い程で、日本で3番目の売り上げを誇る百貨店だそうです。
日本橋髙島屋より、新宿よりも売り上げているとは驚き。
駅のコンコースにも「なごやことりびより」の宣伝がありました。

 

搬入に1日取ってあるので、落ち着いてディスプレイできました。
初日開店前の情景です。
鳥イベントでは豪華な雰囲気を出しながらも、ミッチリ感を出して展示しています。



向こうの方にも、ずーっと鳥作家さんのブースが並びます。



久しぶりの鳥イベントで、他の作家さん達と夜な夜なひつまぶしや味噌煮込みうどんを食べて帰ったのも楽しかった。
名古屋メシは美味しいです。
ずっとお天気には恵まれませんでしたが、沢山のお客様も来場して下さいました。
名古屋のお客様はお財布のヒモは硬いけど、気に入ると2個も3個も‥という印象です。 
そう言えば、雀ちゃんの大皿を欲しいと仰った方も2名ありました。
今は手放すのが悲しく感じるのと、もう素材のお皿が入手できないので残念でした。
他での鳥イベントより「綺麗」「丁寧な仕事」という言葉が頻繁に耳に入って、お買い上げが無くてもストレス無し。
物作りの本拠地だからかも?しれませんが、好きな土地柄です。
更にお買い上げやオーダー下さった方もあるので、とっても感謝!なのです。
知り合いの居ない土地ですが、5日間で短いと思うと悪く無かった感触。 
ツイッターやインスタをご覧になって、オーダーを決めて来て下さった方もあって嬉しい。
絵の具や筆を買い求めているM田村さんのRさんが突撃訪問して下さったのも嬉しくて、話が弾みました。
インスタで繋がっているTさんも来店してくださったらしい。
名乗って下されば良いのに、その時は仰らなかったのです。
お迎え下さった手塩皿と一輪挿しの記事を見て、後から知るのですが。
とってもステキなマダムでした。
日頃お洒落な暮らしをされている方なので、リトルガーデンの鳥さん達はドキドキしてるかもしれません。(笑)
そんなこんなでお仕事とは言え、修学旅行気分の楽しい出展でした。
いよいよ明日から「なごやことりびより」。
今日は搬入の為に名古屋に向かいます。
いつものことながら、最後の最後までバタバタ。
今朝はこのオーバル手塩皿が焼き上がりました。
追っかけ、もう1つのお窯でマグやお皿や‥出来上がるので。
2個ずつとかのチョコットなのですが、全部手持ちで向かいます。



このオーバル手塩皿、原価率が高いところにまたお皿のお値段が2割も上がってしまったので。
もう無理!と、辞める予定で制作を止めていました。
店頭品は残り僅かになっていたのですが「欲しい鳥種が無い」と仰る方が多くて、考え直しました。
結果今回は200円アップとなり、手塩皿のお値段では無い気もするのですが。
そこはお客様の決める事なので、流れにまかせようと思います。



小さいのにリムの処理に手がかかるお皿、けれども可愛くて好きなデザインです。
これは東急本店でSPとお付きの方を従えた高貴な方にお迎え頂いたと、以前にブログにも書きましたが。
もう東急本店も無くなって、ご迷惑をおかけする事も無いと思うので‥。
津軽のお姫様にお迎え頂いたという、私にはとっても印象深いお皿でもあるのです。
あと1時間もしたら家を出発です、焦る〜〜!
名古屋を楽しんで来ます!
プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
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