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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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ロンドン旅5日目。
丸1日動ける最後の日なので昨日のスコーンを食べて、朝早くから活動開始。
ムスメの望みのバンクシーを見る為、芸術家の街ショアリッチへ。
街中がストリート・アートで溢れていました。



近くに金融の中心地シティのビル群が見えてるというのに、朝は人通りが少なくて。
それだけに派手なペイントだらけのガランとした街は少々怖く感じました。
夜はまた別の感じで怖いかも?



新旧のバンクシーの絵が、街のアチコチにあります。
この猿の絵の側には、ペタペタと足跡もつけてありました。
有名なポリスの絵は、レストランの中庭に。



お店はcloseの時間でしたが、入口の鉄柵が開いていたので写真を撮っているとオジさんがゴミ捨てに出て来た。
おはようを言って、失礼をお詫びして「これバンクシー?スゴイ!」と、盛り上がる。
優しいオジさんで良かったです。



予め11時にフォートナム&メイソンでアフタヌーンティーの予約をしていたので、地下鉄に乗ってピカデリー方面へ。
先程の街とは、余りにも雰囲気が違うフォートナム&メイソン。
紅茶の他にも、食品や食器、洒落たステーショナリーなんかも置いてあります。



入り口にも使ってあるブランド・カラーの器で、最上階で憧れの優雅なアフタヌーン・ティー。
今回1番の贅沢でした。



ウェイティング・ルームではピアノ伴奏が〜、サービスのボーイさんもシャキッとしていました。



それから歩いてナショナル・ギャラリーへ。
途中ハードロック・カフェのショップを見つけて入ってみましたが。
ロンドンならではのピンバッジ等も面白く、オットが喜びそうな物がいっぱい。
レジのお兄さんは今までに行ったという国の、カフェのピンバッジを沢山つけていました。



ナショナル・ギャラリーは(無料なのに!)大迫力でした。
レンブラント、フェルメール、ルノアール‥教科書で見たような画家の絵が、惜しげも無くズラーッと展示されています。



なにか印象的なヴァン・アイクの「アルノルフィー二夫婦像」思っていたより、ずっと大きな絵でした。
美術本で見た絵が誰でも直に見れるなんて、贅沢な事です。



最後はセント・ポール大聖堂に入りたかったのですが。
閉館時間まで1時間足らずで、入場できませんでした。



「明日の朝においで」と、オジさんが親切に言ってくれたので「そうする!」という事にしましたが。
明日は帰国、そんなにゆっくりする時間は無いのです。(涙)
景気付けにお茶をしてから、テムズ川沿いを歩く事に。
色々施設は閉まってしまうけど、5時はまだまだ明るいです。
たぶん地下鉄4〜5駅は歩いたのでないでしょうか?



ロンドン塔に辿り着きました。
此処もモチロン閉まってますが、まだ観光客はいっぱい。
洞窟とか、閉ざされた場所がダメな人なので(前世で何かあったのか?)、外から眺めるだけで充分です。



そして、ここの桟橋から遊覧船に乗船。
水の上は気持ち良いです。
タワー・ブリッジの跳ね橋が上がるところも、近くで見れて嬉しかった。



セント・ポール大聖堂の屋根やら、ロンドン・アイやら‥両岸に眺めながらのショート・トリップ。



ビッグ・ベンの傍、ウエストミンスター桟橋が終点です。



この橋を(左方向に)渡るとホテルがあるウォータールーで、この時ホテルまで歩いて帰ってみた事が後で役立ちます。
一旦荷物を置いてからパブに行った帰り道、ウエストミンスターの先は電車が止まってしまい。
復旧の様子がわからないので、夜道を歩いて帰ったのでした。
やっぱり1度はパブに行ってみようと、食事も出る所を探して行ってみました。
雰囲気のあるお店で、フィッシュ・パイが美味しかった。
それぞれがカウンターでビールを買って来るのですが、ここでも私は半パイントのビールしか飲ませてもらえず。(悲)



そして勝手にイメージしていた英国人を、ようやくここに来て発見!
濃いグリーンのコートを着た紳士ですが、何も食べずに1人静かに飲んでスマート。
ウィスキーとチェイサーというのが、またカッコ良かった。
お店の女性の椅子運びに手を貸したりして(常連なのか?)親切です。
ロング・ヘアを後でまとめていたので「ミュージシャンかな?」と、離れた所からムスメと勝手に想像していたのでした。
そういえば地下鉄の構内(改札の中の乗り換え通路)で、演奏しているストリート・ミュージシャンに何度か遭遇しました。
曲は必ずビートルズ、なぜかクィーンは無かったです。
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すっかり秋めいて来ました。
寒くなる前に、近所の土手にオットと久しぶりのピクニック。
荒川と、人工の新河岸川に挟まれた気持ち良い場所です。



知らない間に折り畳み椅子とか‥おままごと?グッズが増えておった。
ビールやバケットや‥持って行って乾杯。
このグラス、アウトドア用品のお店で見つけたプラスティック製ですが。
ネジ式で足が取り外れる便利モノ。
缶のままのビールより数倍は気分が上がります。



その日の晩はカミナリが鳴っているのか?と思ったら、対岸の川口の花火大会の音でした。
そういえば、こんな季節の行事だった。
玄関を出たらちょうど真正面に見えるので豪華です。
音楽に合わせての有料のショーのようで、音の聞こえない我が家からではドッカンドッカン上がるばかりで風情に欠けるのですが。
無料だし、楽チンなので、文句無しです。



2ヶ月ぶりの勝俣先生のお教室では、先月に日本橋髙島屋で割ってしまったお皿の再制作。
どうせなら、前回より良い物にしたいと思っています。
途中まで手を入れて行って、お顔を集中的に描きました。
お顔は前より断然、存在感が出た気がします。
この調子で、引き続き進めて行けると良いですが。



先週末は佐々木裕子先生のお教室もありました。
これから先に絵付けを残していく道として、私の鳥活動は間違って無いと応援して下さっている先生ですが。
色々教えて下さる事を頭で理解はできても、なかなか手がついて行かない自分が悲しい。
もっと覚えが良く、センス良くなりたいですが〜。
焼成時にお皿を乗せる鉄製のラックを、処分するからと頂きました。
我が家にあるのより1段多くて立派!
描きかけのお皿も置いておけるので嬉しいです。

写真が沢山あるので、ついつい先延ばしになっていますが‥ロンドン旅4日目。
1日は遠出してみようと、コッツウォルズのバスツアーを予約していました。
集合場所に行って見ると、日本人が17〜8人くらい。
飛行機を降りてからは殆ど日本人を見かけてなかったので「居るんだ」と、ちょっと安心。
観光の東洋人を見かけると殆どが中国人で、国力が落ちているのを感じていました。
交通が不便な場所なので、車がなければバスツアーがお勧め。
4つの村を回ります。
片道2時間くらい‥ロンドンを離れると、だんだんとのどかな丘陵が広がって来ました。
牛や羊(お顔が黒い)も放牧されています。
コッツウォルズは中世に羊毛の取引で栄えたのだそうです。



最初の村はハイブリー。
ウィリアム・モリスが「イングランドで1番美しい」とたたえた村だそうです。
羊毛の職工の住居だったというコテージが可愛らしい。



そして横を流れている小川が美しく。
白鳥も居て、絵画のようにステキな風景でした。



残念なことに、ここが1番短い時間で駆け足。
次はボートン・オン・ザ・ウォーター、水辺を中心に開けていて明るい感じの村でした。



見たい物が沢山なので、お昼は短時間で済みそうなパン屋さんに。
此処でイギリス発祥のミートパイを食べる事にしました。



家族総出で働いている感じの可愛いお店。
日曜日だったので10代前半と思われる男の子も、お茶を運んでお手伝いしていました。



ちょっと大きな村で可愛いお店も色々あって、私はクリスマス・ショップで可愛い小鳥ちゃんをお迎え。
クリスマスの頃にご披露しますね。
その次の村はストウ・オン・ザ・ウォルド。
村の中心の広場にハフキンズというスコーンの有名店があったので、ムスメが大喜び。
此処が発祥の地だそうです。
翌日の朝食用に小さなジャムとクロテッドクリームと一緒にテイクアウトしたのですが、これが美味しかった。
スコーンはパサパサという概念が吹き飛びました。



コッツウォルズは国内の人も来る人気の観光地のようで、此処もアンテーィークや雑貨や‥可愛いお店が一杯。
でも、何かオトナな品揃えで良いです。



台座が四角なのが気に入って、アンティークの小さなグラスを2客買いました。
たまにこれで乾杯してます。



最後の村はチッピング・カムデン。
右端に見えるマーケットは、今でも時々革の市が立つそうです。



ちょっと奥の方に歩いて行くと、かつては羊毛で財を成した商人が住んだという豪邸の街並みがあります。
立派な藁葺き屋根の保存には大金がかかるそうで、今はセレブ達がお住まいらしい。



屋根の上に鳥とか、動物とかの飾りが乗っているお家も多いです。
昔は税金を納めない家の目印だったらしい、今は名残の飾りだそうです。



道が渋滞して解散したのは6時半になりましたが、ハチミツ色の村の旅は楽しかった。
日曜日のロンドンはお休みや早終いのお店も多いというので、この日のツアーを選んでいました。
地下鉄のサークルラインに乗って帰ることにしましたが‥。
サークルというからには山手線みたいな物と理解して、前日にも何回か乗っていた電車でしたが。
そろそろ乗り換えしなきゃと窓から外を見ると、さっき見た覚えのある風景が!
(地下鉄と言いつつ、けっこう地上も走ってます。)
どうも折り返し運転をしたようです。
しかも、日曜日の夕方は電車の本数も極端に少ない感じ。
新たなルートを探して、帰るのに苦労しました。
ホテル近くのお店も早くに閉まって、この日の夕食は2度目のパリパリチキンとなったのでした。
気が付いたら、もう11月。
毎度の事ながら月日が経つのは速い‥今年も残り2ヶ月になってしまいました。
10月最後の1日は都美術館の「田中一村展」へ。
先日の日曜美術館で放映されたのもあってか、けっこう混んでいましたが。
会期終盤に向かって、更に混んで行くに違いないです。



千葉市美術館に一村展を観に行ったのは、もう14年も前のことです。
その時に、日本画というよりはポスターのようにも感じるデザインに魅了されたのでした。
今回の展示は更に充実していて、年代を追って作品の変遷が確かめられます。
6歳とか7歳に描かれたという絵は子供の物で無くて、まさに神童。
幼い時から南画の素養があったそうです。
東京芸大に入学したものの、病気や家庭の都合で2ヶ月で退学。
以降はずっと華やかな場所とは離れた所で、一心に画の道を行かれた人です。
初めての個展は、亡くなってから2年後の事だったというのは切ない。
色々な画風を試していて、それぞれをモノにして、尋常で無い才能の持ち主なのだと思いました。
長く南画も描かれたようですが、それを辞めた辺りからデザイン・センスが光って来たように感じます。
奄美に渡る前の天井画等、モチーフの植物の切り取り方が絶妙で痺れました。
そして筆に勢いがあって、綺麗な線です。
奄美に渡ってからのスケッチには軍鶏とか、オナガとか‥鳥を描いた物も多く、鳥好きさんだったのも間違いなし!
気が付いたら座りもせずに鑑賞して、3時間余りが経っていました。
同行のKちゃんと、ようやくお昼を食べる頃には3時を回っていて。
いつも混んでて、並ぶのマストな神田精養軒もスッカスカでした。
上野駅の楽しみは、公園口改札の奥にあるお気に入りの場所。
デザイン物のステーショナリーのお店と、THE STUDY ROOMが2軒並んでいます。



THE STUDY ROOMはオタクを突き詰めたような品揃えで面白いのですが。
半月前には見かけなかった鳥グッズが、とても豪華に並んでいました。
野鳥生活さんとか‥知ってる作家さんの物も沢山。
国立科学博物館の鳥展に合わせての事らしいです。



鳥展は知りあいの鳥作家さんや、小鳥カフェさんやらが鳥バサダー(アンバサダー)を務めていて、SNSでも情報発信中。
鳥界では盛り上がっているのですが。
一生分の鳥の標本が見られるとか‥私の興味の方向とはちょっと外れているような?
しばらくは様子見です。
ロンドン3日目は、私の憧れの場所 V&A(ヴィクトリア&アルバート)博物館へ。
以前に庭園美術館で明治の七宝作家、並河靖之氏の展示を見た際に多くが V&A博物館から来ていて‥その存在を知りました。 
美し過ぎる併設のカフェはいつも人気で混んでるというので、まずは朝1で。
クロワッサンのサンドイッチとケーキと紅茶の朝食です。



そして中庭に出てみると、此処も美しかった。
入場料が無料なので、お散歩で訪れる人もあるようです。



世界の工芸品や装飾品を集めた博物館には、JAPANの部屋もありました。
レプリカもありますが、建物も展示も、その規模の大きさに驚きます。



沢山のカテゴリーに分けて展示があり、陶磁器の部屋も延々と続いていました。
ガラス食器や銀器の部屋もあります。
ゆっくり見てたら日が暮れるに違いない。



巻き気味で、ひととうり駆け抜けるしかないのは残念です。



スーベニア・ショップにはモリス・デザインが溢れていて、ワクワク。
朝は地下鉄の駅から直通の地下通路で入館しましたが、出る頃にはクローズしていて表から出ました。



ゆっくり過ごしてしまったので、急いで地下鉄に乗ってノッティング・ヒルへ。
‥の恋人たちと、映画のタイトルにもなった可愛らしい街並みです。



土曜日はポートベロー・マーケットという骨董のマーケットも建つというので、行ってみたかった。
食品のテントも沢山出ていました。



先日展示に使ったキャンドル・スタンドと、別のお店でパン・スタンドと、収穫がありました。
店先のお爺さんに現金でも良いか?聞いたところ、「ラブリー」と返って来たのが忘れられない。
そんな言葉の使い方もあるんですね。



次に目指すは大英博物館。
入ってスグのホール、テレビでよく見る場所です。



以前に仕事で渡英したオットが感動したからと、必ず見てねと言ってたロゼッタ・ストーン。



教科書で見たなぁくらいの感想ですが、イギリスはお宝を持っている。
他国の文化の源みたいな物を山ほど収集していて、大英帝国の力には感嘆します。



5時になると奥の部屋から次々閉まって行って、ほんの入り口部分しか見られなかったので。
金曜日に行かなかった事は失敗。
無料で公開というのは太っ腹ですが、5時閉館というのは早過ぎる。
こうなるとやっぱり見るのはお店かなぁ?と、前日に見てない百貨店にも行ってみる事に。



地下鉄駅まで歩いている途中に、可愛い看板発見!
ちょうどお腹も空いた頃でした。
パンケーキだからオトメチックなのか?天井からお花が下がって可愛いです。



塩っぱいのと甘いのと、1つずつ頼んでシェアしましたが。
薄いけれども、とにかく大きくてビックリ!



地下鉄の駅を降りたらハイド・パークが近そうだったので、行ってみました。



ここにもガチョウや小鳥がいっぱい。
日光浴するような椅子が広場のあちこちに置いてあるので、もちろん腰かけてみました。(ミーハー)
そしてセルフリッジへ‥ハロッズよりも庶民的な百貨店で、売り場面積はロンドンで1番大きいそうです。



ここも建物が立派で、百貨店とは思えない入り口。



ハロッズは内装も豪華過ぎましたが、こちらは日本の百貨店に近い印象。
でも普通のGパンでも、日本人には簡単に手が出せない価格です。(悲)
お隣にはアチコチにある食品スーパーのM&S(マーク&スペンサー)の大きな店舗があったので、ここも偵察。
地下の食品売り場が広くて面白かったです。
飛行機で手を付けなかったナチョスにつけようと買った、ワカモレのディップが美味しかった。
そう言えばイギリスのサンドイッチは端っこまでピッチリ具が入っていて、良心的です。



衣類やリビングの売り場は、日本のヨーカドー風。
展示に使ったキャンドルは此処でGETしました。
地下鉄やバスはオイスターカードという、suicaみたいな物を使うのですが。
この日の朝チャージしようと機械の前でモタモタしていたら、お婆さんが寄って来て教えてくれました。
親切な人かと思いきや?手を差し出すのでビックリ!
それを生業としている人らしいので、とりあえず1ポンド渡してみた。
このオイスターカード、チャージ金額が残り少ないと入場の時にブー!と鳴って、同時に罰金が引かれるのです。(驚)
何日目だったか?先に歩いていたムスメがコレで、5ポンドだか?6ポンドだか?引かれていました。
その辺り、日本は親切ですね。
プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
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