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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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ドアプレートは焼成温度の関係で、最後の最後にハートの盛りと金彩をしています。
ハートはガラス質の多い盛り材をオイルで溶いて、スタイラス(鉄筆)で盛り上げるのですが。
ずっと愛用していた速乾性水性オイルの原材料が変わって、使い心地も変わったと聞いたので。
ここ数年画材を揃えているお店のオリジナルの物に、思い切って切り替えてみました。



速乾性水性オイルは2種類あるとのことで‥ロクロや金下マットのパディングに向く物、盛りに向く物。
ラベルに使用の向きを書き入れたのは私です。
この盛り用オイルがなかなか使い心地が慣れず、オイルならどちらでも良いんでない?とロクロ向きのオイルをぶっつけ本番で使ったのが私のアヤマチ。
これが滑らかで、気持ち良くスイスイ盛り上げられるのです。
最初の1つだけは本来のお勧めのオイルを使ったものの、後はスイスイの方で。
写真では左右入れ替わった位置関係で、右のオイルを左のドアプレートに使っています。
焼成して、お窯を開けてみたらガビーン!
スイスイ自己流の6個は、盛りが極度に焼き縮みしておった!(汗)
ハート型のままギュッと縮んだ物もあれば、妙に高さが出て丸く縮んでいる物も。
ピンクの色も白濁して不透明になってて、冷や汗が出ました。



普通に盛っても少しだけ焼き縮むので、いつも更に盛り足して2度の焼成でプクプクのハートにしています。
とりあえず下の盛りがきれいに隠れるよう、上から盛り材を被せてみる。
変に丸くなった物は妙に嵩高いので、歯医者さんのようにリューターで削って低くしてから盛り足しました。
今朝お窯を開けるまで不安でドキドキでしたが、見事復活しました!
ここ迄にかけた時間がパーにならなくて良かった。
心配していたピンクの色も、何故か本来の色に戻っていてホッ。



なんでだろー?
不思議ではありますが、ともかく良かった!助かりました!
(お店の)人のアドバイスはちゃんと聞かねば。
本番で実験をやってはイケナイと言うのも、身に染みましたわー。

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写真下段のデミタスセット、可愛い形で長い間ご好評を頂いていました。
器は波佐見焼です。
食器の仕入れ先を統一したいと思い、上段のミヤマさんの物に変更致します。
(肖像用のお皿やルームアクセサリー等、それでも仕入れはあちこち散らばっているのですが)
昨年末の東武でオーダー頂いた物から切り替えて行くことに。



器としては新しい物の方が、薄くて高級感がありますが。
波佐見焼は、愛らしい形でした。
とても小さいので実用には向きませんが、おままごとみたいな何とも言えない可愛さが。
写真の位置で同じ位に見えますが、2割方大きくなった感じです。
とは言え新人さんの方もデミタスのサイズ。
ソーサーが広くなったので実用でも役に立ちそうです。
スナックセットとか、テニスセットとかのイメージでしょうか。



デザインは前の物を踏襲して、スズメちゃんとエナガちゃんからのスタート。
来月の名古屋で初お目見えします。
カップの持ち手が大きくて特徴的なので、淡い緑でも入れようかな?
でも白のままも清潔感があって良いかな?
どっちが良いか‥悩んでいます。
週末はお教室が続きました。
まずは佐々木裕子先生のお教室。
昨年末に自主練したお皿を持参したら、皆様に「偉い!偉い!」と褒めて頂き嬉しい。
前より全然良くなったと言うことでしたが、佐々木先生のお手伝いをされているK先生から「細かいことだけど」とご指摘あり。
まずはポピーの上の花びら、もっと短調なラインだったのをフリフリにゴムピックで抜いて修正。
そして添えの葉っぱがどちらつかずの位置で一直線と言うことで、ちょっとくねらせてみました。



ちょこっとしたニュアンスですが、随分と印象が変わって柔らかくなりました。
こういう色気?みたいなのが欠けてる私。
修正して、安心して焼成に出しました。
勝俣先生のお教室では、前回の続きでインコちゃんを。
ドラマチックな絵を目指して、メリハリ利かせる事を心がけてます。
特に黄色1色の子は平坦になりがちなので、影部分を意識。



ついつい全体を同じ調子で進めてしまいそうになっては、ダメ出しをくらっています。
家で入れたロクロ線とガーランドは褒めて頂きました!
今年の私のテーマは「色気」と「ドラマチック」なのです。
これを乗り越えたら、ひとつステージが上がると信じてる。
この続きは2月のイベント後になりますが、一旦ここで焼成。
気がつくとイベントまで1ヶ月を切っていました。
準備せねば〜!
能登の地震から10日が経って、日に日に被害が大きくなって伝わって来ます。
追い討ちをかけるような雨とか、雪とか寒さ‥それだけでも何とかならないものか。
テレビの前で悶々としますね。
コロナの方の症状は軽いですがシツコクて、なかなかきれいに抜け切りませんが。
ここ数日はのんびりと絵付けの事を考えたり、作業をしたり。
2月には名古屋の鳥イベントがあるので、それの準備もマストです。
その前に、年末に描き始めたセキセイのちび子ちゃんの飾り皿のリムをどうしようか?
ノープランでスタートしたので、ずっと気になっていました。
オーダー主様リクエストの植物はローズマリー。
お肉料理に添えてあるのを見ることはありますが、植物として意識した事は全く無いです。
ガーランド風にしてみようかなぁ?と、考える。
銅版画みたいな、ケイ線を使ったイラストでも渋いかなぁ?と思ったのですが。
いつものリトルガーデン路線と違い過ぎるかなぁ?
オーダー品はお任せ頂いているので、そこの調合性も気になります。



色はロクロ線くらいの細い物をご希望だったので、デザインを決める前に紫のロクロ線を2本入れてみる。
インコさんの足下は避ける必要があるので第2焼成はこれのみ、金彩は不使用のお約束です。
ロクロ線を定着させたので、ローズマリーを左右対象に入れてみました。
下の部分は悩んで何度か消して描き直しましたが、枝をクロスさせたら落ち着いた気がします。
オーダー主様はアンティークの食器がお好きな方なので。
ちょっと雰囲気が違う、こんなデザインも良いのかなぁ?
方向性を決めたので、ひとまず安心。
佐々木裕子先生のお教室で描いている緑のシリーズ。
先生がフルカラーで描かれたお皿を模して、モノトーンで描いています。
トレースを良しとしない先生なので、フリーハンドで写しているのですが。
これがなかなかに難しい。
自分のデザインなら、自分が納得すれば良いのですが。
立派なお手本があるばかりに、なかなか納得が行きません。
特にこのポピーが鬼門で「らしい形」に見えなくて。
家でも2回描き直しました。
自分の中に完成形のイメージが無いと、なかなかに難しい〜。



先生は「丸ごと同じで無くても、自分のアレンジで良い」と仰るのですが。
細かいお花の位置はお手本と比べるとビミョーにズレて‥それは悪い事では無いらしいけど、上手く収まってる気がしないのです。
完コピしたいけど、こりゃ難しい。(汗)
それでも、やり直した自分に少し満足しました。
これが今年の描き納め。
修正できるよう未焼成にしておきます。
新しい年は、もっと絵付けが上達しますように!
こうして呑気に絵付け出来ることは幸せですが、世界はどんどん悪くなって行く。
2年前には身近で無かった戦争のニュースも、毎日のように耳に入って来ます。
そう言えば年の初めのトルコ地震に衝撃を受けて、国連UNHCRのサポーターになりましたが。
(ユニセフと思い込んでましたが違いました)
1年を待たずに辞めました。
地震災害の支援と聞いて始めたのですが、報告によると難民の食糧支援に回ったようです。
それはそれで大切な事ですが、当初に聞いた趣旨と違うので不信感。
手続きの際に銀行のキャッシュカードを渡しましたが、これが何故か併設のクレジットカード経由の引き落としにされていて。
記帳したら「ローン」となっていたのにムッとしたというのもあります。
微々たる金額ではありますが、こちらの気持ちに関係なく集金システムに組み込まれているようで良い気はしない。
寄付は自己満足の部分も大きいので、そこの所は大事です。
辞める手続きをしたら、手数料なのか?最終回は更に3,000円が乗った金額が引き落とされてゲゲッ!
その都度、気持ちが赴く所に寄付という方が納得できると思いました。
佐々木先生のお教室では毎年「子供食堂」にまとまった金額を寄付していますが、やはり身近な所が安心なのかもしれません。
新年は明るい年になりますように!
良いお年をお迎えください。
プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
P R
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