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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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ロンドン旅から1ヶ月も経っていました。
記憶のある内に残しておかないと、という事でロンドン2日目。
まずはベタな所を押さえておこうと、バッキンガム宮殿へ。



場所取りの為に、衛兵交替式の1時間前に到着。
自転車や馬に乗った警官がカッコ良いです。
警官がベスト・ポジションと教えてくれた場所が本当に良かった。



交替式は中に居た兵隊さんが宮殿から出たり、新しい兵隊さんが入ったりで、いつが終わりなのか流れがわからずでしたが‥結局1時間くらいの儀式。
この後エリザベス女王の葬儀映像で知ったザ・マルを、ずっと演奏しながら行進して行きました。
2時間の立ちっぱなしは、けっこう寒かった。



ザ・マルと並行したセント・ジェームス・パークは水辺もあって良い公園でした。
ロンドンの街のド真ん中にあって、東京で言えば皇居?



でも皇居よりも野趣溢れる感じです。
あちこちにガチョウの群れがのんびりと‥白鳥やカイツブリや、他の鳥も見かけました。



大きなリス君もウロチョロ。



外に居たらすっかり冷え切ってしまったので、紅茶とお菓子のティーブレイクをしてウエストミンスター寺院へ。



説明の日本語版ヘッドセットを貸してくれます。
が、入場料は29ポンド‥6000円弱。
美術館や博物館は無料なので、高さにビックリ!です。



さすが長い歴史に支えられている国なので、細部に到るまで見どころは沢山で。
じっくり観ていたら、思いの外時間が経ってしまった。
内陣には歴代王室の立派な墓標がひしめき合っています。



こんな感じのお部屋が、いったいいくつあったのでしょう?
ようやく中庭の光を見た時には、生きてる人の世界に戻ったようでホッとしました。
屋根の向こうには国会議事堂やビッグベンが見えます。



ここ迄のんびりし過ぎてしまい、何処の美術館に行ったとしても5時の閉館はスグだったので急遽予定変更したのですが。
金曜日の大英博物館は8時半まで開いていると、後から知りました。
ムスメも私もゆっくりリサーチする余裕がなく突入した旅だったので、残念!
この後1度はハロッズも覗いてみようと言う事になって。
私がテキトーに見た地図の地下鉄の駅を間違えてしまい、2駅歩くはめに。
地下鉄もバスも縦横無尽に走っていてスグに来ますが、降りたり登ったりが面倒だったのですが。
若いムスメの急ぐ足について行くのは大変で、ヨレヨレになりました。
でも、住宅街も可愛いロンドンの街。



ハロッズは入るなり宝飾品の売り場で、超豪華。
ちょっとウロウロしてみましたが、食品売り場でジャムを買うのが精一杯です。(笑)
そしてまた地下鉄に乗って、今度はリバティへ。



ラブリーな建物、中の吹き抜けもロマンチックで。
ディスプレーも不思議の国に迷い込んだみたい。
写真を撮って良いか尋ねると「もちろん!」と、スタッフさん達も明るく親切でした。



初めてのちゃんとした食事はフィッシュ&チップス。
ハロッズ近くの行列している専門店に入りました。
お外だったら寒いよねぇと言っていたら、ラッキーな事に室内。



大きな魚フライ2つとポテトなのですが、外人さん達は1人1皿、モリモリと召し上がっています。
私達は1皿と、サラダと、ミートパイを頼んでシェアする事に。
ここでイギリスの初ビール、あっさりして飲みやすいです。
お酒は好きだけど弱い人なので(過去にひっくり返ったりしたのを見ている)ムスメに半パイント・ビールしか飲ませてもらえず。
小さいグラスが私です。

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体調不良を言い訳に、ズルズルと暮らしています。
寒暖差も激しいので、体がついていかないのか?
下書きの準備は始めているものの‥出展の1週間、その後の2週間、制作してない日を重ねてしまった。
昨日は絵付けの会の委員会で、楽しく集合している時間は何故か快調なのですが。(笑)
その前日、流れで「小江戸」川越に行った際にも快調でした。
川越のランドマーク「時の鐘」。
今週末はお祭りらしく、街中に紅白の垂れ幕があって華やかです。



見所がギュッと凝縮されたコンパクトな街です。
歴史を経た建物がズラッと並んで風情があります。
予想していたより外人さんは少なくて、日本人カップルと女性グループが多かった印象。
レンタルなのか?着物姿の人を多く見かけました。



前に歩いたのは20年近く昔になるのか?
当時より更に観光地化していて、ちょっと落ち着かない。
写真映えはバッチリで、食べ歩きも充実なので、若い方には良い気がしますが。



横道に入ると、まるでロンドンのような一角が。(可愛い!)
その奥に金木犀の香りがするお寺がありました。
御本尊とお地蔵様にお参りして「落ち着くねー」と、すっかり老夫婦の私達です。
特に宗教に意識がある訳では無いですよ。



何処も店先で食べ歩きのスイーツ等を売っていますが、食指が動かず。
せっかくの川越なので、鰻重を食べる事に。
店内に土蔵のような部屋もあって、縦に奥深い造りのお店です。
ここも店先で鰻串を売っていました。
「地ビールと一緒は美味しそう」「スタバのラテとはアカンやろ」と、店内から外を眺めながら焼き上がるのを待ちました。



今年は土用の丑の日に鰻を食べてなかったので、特上を奮発!
車なので(運転手のオットが不憫なので)ビールは無しです。
1.5尾も乗った豪華版で満足!
これだけでも来た甲斐がありました。
もちろん夜は粗食。(笑)
昨年は出展した現代手工芸展、今年はお客さんです。
今回は佐々木裕子先生のお教室で30年、指導のお手伝いのをされているK先生が出展されていました。



佐々木先生、M先生とも都美術館の会場で待ち合わせ。
他の部屋では田中一村の展示会も開催中で、こちらも必ず行きたいのです。



今年はクレイアートや、繊細なトレーシングペーパーの工芸パーチメントクラフトでの受賞が多かった気がします。
さすがK先生、「生活の木賞」を受賞されました。
「生活の木」の社長様が強く推してくださったという賞です。
他には会員奨励賞(会員限定)の方が1名で今年は絵付け部門には厳しい印象でしたが、部外者としては快挙!
第3回とありますが、違う名称で1982年から続いている会です。



タイトルもステキで「クレマチス花日記」お庭で育てておられるそうで。
K先生の絵付けは優しく、品が良いです。
昔、東急文化村のイベント出展時に何回かご一緒した junko.trois さんも出展されました。
ビース刺繍の作家さんで、他の展示会では大きな賞も受賞されているお方です。
タイトルは「プルタブ・カンタビーレ」、モチーフはプルタブを模していました。



現代手工芸展のインスタの過去記事で私を見つけたと連絡を頂き、嬉しかった。
出展者のパーティではK先生と同じテーブルになったそうで、楽しそうな写真も拝見しました。
観賞の後は先生方と神田精養軒でランチ、この日の夕飯は家族で牡蠣を食べに‥ちょっと贅沢な日でした。
お互いに忙しくて、ロンドンの写真をゆっくり見直すこともしてなかったですが。
ようやくムスメに私が撮った写真を渡せました。
ムスメからは早くにLINEのアルバムで受け取っていたのですが、送り方がわからなかったので今頃です。(汗)
ムスメと1週間の旅をして、昨日戻って来ました。



2020年に予定を立てていた物ですがコロナ禍で中止になって、ようやくのロンドン旅。
ブリティッシュ・エアラインの直行便で、アラスカ〜カナダ〜グリーンランド上空を経由して行きました。

 

上空から見るテムズ川は濁っていました。
街の中心を蛇行して流れています。
東京と比べると高層ビルは少ない印象、低層の石造りの建築がずっと連なっていました。



ホテルはウォータールーという、鉄道の始発の大きな駅にあって、ここで5泊。
テムズ川を隔てて向こうはバッキンガムの駅で、宮殿やビッグ・ベンもあるという好立地。
ムスメがネットで高評価のホテルを探したという、清潔で気持ち良いホテルでした。
ベランダから見る夜明けです、毎朝早起きして歩き回っていました。



飛行機が遅れたのもあって、到着した夕方の駅は寒かった。
朝夕は11〜12度まで冷え込むので、上着の選択を間違えたかも?です。
35度の東京から行って帰ってしたので、本当に驚きました。
ホテルへの道にパブは沢山ありましたが皆さんメッチャ寒い中、おつまみも無しに外のテーブルでビールを楽しまれています。
ガイジンさんは強い!
無理〜!と、最初のご飯はチキンのお店でテイクアウト。
パリパリチキンという人気のチェーンのようです。
アラブ系の店員さんが、直火でチキンを焼いていました。
小売のお客商売はアラブ系・インド系・アフリカ系‥と有色人種が多くて、ロンドンは人種の坩堝という印象。
街中ではヒジャブを被った黒ずくめの女性も普通に居て、イメージしていた英国とはちょっと違いました。
最初の食事は日本で言うケンタッキーみたいな物に25ポンドも払って「うっそー、5000円?」と、円の安さを思い知る。
普通の外食でビールを付けたら2人で50ポンド、1万円です。
物価は日本の倍のイメージで。
締めて行かねば!と思ったのも束の間、すぐに頭が麻痺して来てよくわからなくなって来ました。
イギリスはカード社会で、カード・オンリーのお店も多かったので尚更です。
パリパリチキンのホール(鶏1羽丸ごとをカットしてある)お勧めのスパイシーにしたのですが。
とんでもなく量が多い上にポテトとドリンクも付いて、別メニューも付けたら大量過ぎた。
とても美味しいけど食べた事のない味で、帰国迄にもう1度は食べたい物に早くも行き当たる。



これは2度目のパリパリチキン、ちょっと知恵がつきました。
M&Sというアチコチにある食品スーパーでの買い物‥ビールと果物とサラダとサンドイッチと一緒に。
出口に木製のカトラリーが置いてあって、持って帰って使えます。
果物と野菜は日本並みのお値段で、安い感じがしました。
パックしてあるカット果物も充実してて、青リンゴにピーナッツクリームが添えてある物は不思議な味でした。
食事は概ねどれも美味しく感じて、何処でも生きて行けるねーと言う気持ち。
ティーバッグやカップとお湯の出る機械が、ホテルの各階に置いてあって。
朝晩これには助けられました、さすがイギリス。
1日目は長いフライトに疲れて大人しく終わり、翌日からに備えました。
古い友人のKちゃんにホテルランチを御馳走になりました。
パソコンで画像データを作るのをちょこっとお手伝いしたお礼だそうですが、海老で鯛。
レストランの16階からの景色も贅沢で、高い所は気分が上がります。
すぐ側にパナソニック美術館が入るビルが。
足下には日本の鉄道発祥地、鉄道歴史展示室が見えます。
向こうに東京タワーも見えるー。



緑は浜離宮だそう。
もっと左には、建物がスッカリ無くなって更地の築地跡も見えました。



今日の朝刊に、その場所から江戸時代に「天下の名園」と言われた庭園「浴恩園」の遺構が見つかったとありましたが。
再開発は見直しになるのでしょうかね?
せっかくの都心なので、食後は1駅隣の出光美術館へ。
ビルの建て替えに伴って、今年の12月から暫く休館するそうです。



出光が多く所蔵する板谷波山は前回の展示だったようで、私としてはチト残念でしたが。
東洋の陶磁器の大きな流れを見る機会を得たのは、悪くない事でした。
絵付け技能士の受験勉強時に目にした、日本六古窯やら野々村仁清にまつわる物もありました。
日本が弥生時代の頃から、中国の陶磁は技術がケタ違い。
秀吉が朝鮮征伐の折に陶工を連れ帰ったのが日本の陶磁の転機で、その後は輸出するほど急激に発展した印象です。
尾崎光琳の弟、尾形乾山の作品も多くありました。
「色絵定家詠十二カ月和歌花鳥図角皿」12客にも久しぶりにご対面。
藤原定家の和歌に合わせて季節の情景、花鳥画を月ごとに描いたお皿のセットです。
絵付けを始めた頃にこれを見て「こんな物を作りたい」と、ドキドキした気持ちを思い出しました。
観賞を終えて無料サービスのお茶を頂きながら、眺める皇居の景色ともしばらくお別れです。



ずっとお天気で暑いくらいだったのに帰りの電車では急に空が暗くなって来て、カミナリがゴロゴロ鳴り始めました。
先週に引き続きドキドキしながらの帰宅。
今回もギリギリセーフで、家に辿り着けました。
その後は怖いくらいの激しい雷雨だったのでラッキーです。
プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
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