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リトルガーデンの鳥絵付け。大好きな小鳥の話や日々のことなど。

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寒かった前日とは打って変わって爽やかなお天気の昨日、東京藝術大学大学美術館の「大吉原展」に行って来ました。
たまたまチケットを頂いていたのですが、絶対に1人では無駄にしていました。
Kちゃんが気になっていたと言うので、行ってみる事に。



それが思いの他、面白い展示でした。
風俗画や美人画を中心にして歴史や、遊女の生活を辿って行きます。
大英博物館や、地方の知らない美術館や、色々な所から集めてあって豪華な展示。
吉原の通りを再現した演出があったり、辻村寿三郎の花魁道中等のお人形を含む妓楼の模型があったりで、視覚的にもわかり易い。
模型は40年前に製作された物でした。





此処では思いがけなく酒井抱一の名前を目にすることとなりました。
吉原は文化人が集う、情報の発信地でもあったらしい。
位の高い遊女は芸事の他に文芸にも長けた、知的な人達だったそうです。
抱一は吉原の花魁を後に身請けして妻にしたそうで。
しばしば抱一の画に賛や書を書いた人で、共同制作が多く残されているのだそうです。
そこはとても驚きました!
会期終了間近で混んでいたのと、展示が豪華だったのとあって、美術館を出た時には3時間以上経っていました。
へんな時間だったので、Kちゃんがいつも混んでて入れないけどという黒船亭で遅い洋食ランチをして。
せっかく近くまで歩いたので、うさぎやさんでどら焼きを買って満足!
ここのところイベント準備の件で頭がゴチャゴチャだったので、良い気分転換になりました。
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無題
時々、時代劇小説(結構好きなの)読むと位の高い遊女や芸者さんは本当に教養があってと書いてあるけど、ホント画家さんのお手伝いなんてすごいね。
その展覧会、バイト先のフランス人の方が観てらして、とってもよかったと絶賛していました。
よい時間を過ごされたんですね!!
つきゆり 2024/05/11(Sat)15:33 編集
面白い展示
色々面白い展示でした。
抱一の絵に、奥様が書をしたためた物も展示してありました。
きっと身売りされて来て、そこまで教養を身につけるって‥すごい事ですねぇ。
遊郭外周の堀のすぐ内側には、畳2畳でお仕事する最下層の遊女も居たらしいけど。
浮世絵も、思っている雰囲気とは違うイメージの物もあって。
お名前失念したけど旗本だか?から遊郭専門の絵師になったという方の描いた遊女さんは、風情のある美人さん揃いでした。
そう言えば江戸の終わり頃の写真があって‥やっぱり、それなりに美しくないと成れないのかも?と思いましたよ。
リトルガーデン 【2024/05/11】
無題
面白そうな展示だったのですね
5月19日までかぁ・・・行ってみたいなぁ
明日から怒濤の後連続で日程が迫っており、くぅ~行きたいぞ(^_^;)
mamachan URL 2024/05/11(Sat)20:25 編集
頑張って〜!
思ってた以上に豪華で面白い展示だったですよ。
でも残り会期も少ないし、mamachanさんは例の展示も始まるでしょう?
六本木は木曜日のお教室の後、佐々木先生と伺うつもりでいます。
取り仕切っておられる重鎮の先生にお願いされたらしく、今年は佐々木先生も出展されたのよ。
色々楽しみです、頑張って〜!
リトルガーデン 【2024/05/12】
プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
西洋上絵付けとも、チャイナペイントとも言われる技法で、白磁に小鳥と花を手描きしています。
1級陶磁器絵付け技能士
P R
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